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海外子会社経営の課題
日本企業の海外現地子会社は、一部の自動車・電機メーカーを例外として、非常に苦労しているケースが多いように見受けられます。典型的な問題は

Fight
  • 現地従業員と日本人社員との間の亀裂
  • 現地採用の管理職が日本人トップを無視して動く
  • 現地採用社長の経費乱用
  • コスト管理が利かず、大幅赤字
Rockyfieldのコンサルタントは「現地法人は、本社の利益のために存在する」という基本理念に基づき、さらに 「本社の利益に寄与するには2つの方法がある。一つ目は、売上げを伸ばし本社からの購買を増やす。二つ目は、子会社自身が利益を確立すること」 であると考えています。

売上増で本社からの購買を増やす

現地法人はその国の総代理店とサービスセンターの役割を担っています。つまり親会社にとって顧客でもあります。現地での市場開拓、売上拡大を効率的に行うことで、当然親会社からの購買が増え、親会社の売上増、利益に貢献できるわけです。

子会社自身の利益確立

bottom line 通常売上が増えれば利益もついてくるのですが、海外子会社の場合なかなかそれがうまくいきません。売上増加のためにマーケティングコストがかさみ、利益の出ないことが多いようです。欧米とくに米国では保険・法律関係のコストが販売費を圧迫し、コスト管理も日本流で行うと現地従業員との摩擦が増し逆効果になります。これらをうまく経営管理し利益体制を確立すると、グループ利益に貢献するのみならず、日本本社と現地の経済サイクルのずれによる、景気の波をならす効果も期待できます。最終的には配当支払いもうまく利用することになります。



これらの目的は簡単そうですが、実際に外国の市場では国内のようにうまく行きません。次のような点が重要になってきます。

売上増に関する重要点

  • 現地市場に立脚した販売戦略ができていない、或いは営業に浸透していないために、セールス活動が場当たり的になるばかりか、セールスが自己利益中心に活動するため、短期的に売上が伸びても続かず、中長期的な市場開拓が達成できない。これには現地で戦略作成、さらに大事なのはその戦略を日々の営業活動レベルに浸透・実行させることがカギとなります。
  • sales
  • 全体的な営業管理ができていないと、セールスは次々と経費のかさむマーケッティングやプロモーションを要求します。市場投資は当然必要ですが、それに見合うリターンまで考慮することを営業に任せると、大赤字の原因となります。現地子会社は、先に述べたように総代理店の役割ですから、規模が小さく生産が伴わないうちは社長が営業を陣頭指揮し、合理的効果的な市場開拓に資金投資していく必要があります。
  • 日本の製造会社が日本で成功した商品を欧米でそのまま売ろうとして失敗するケースも見受けられます。例えば色一つをとっても日本で流行していても、欧米ではそのような色を商品に使うと嫌われることがあります。また商品性も重要であるため、当然現法からの情報が商品規格・開発上不可欠となりますが、現地の営業の商品に対する要望は場当たり的なものが多かったり、一人の顧客の意見を市場全体の意見として伝えることが多々あるため、日本の開発部門が振り回され、ついには「もう現法の意見は無視」というようなことにもなります。日本と現地のチャンネルを合わせる必要がありますが、これは大変難しい役割です。

利益確立に関する重要点

  • 欧米の企業においては財務出身の経営者が多いことで分かるように、強い財務がサバイバルの条件となります。銀行は取引先の財務が悪化すればすぐに引き揚げますし、格付けが悪いと仕入れさえも難しくなります。日本の教育、企業で育ってきた人間で、財務で経営を引っ張れる、しかも英語に堪能、現地の会計法を理解できる者を見つけるのは容易ではありません。
  • profit
  • 欧米(特に米国)では景気が悪くなるとすぐにレイオフを行い、景気が良くなるとアグレッシブに人をう雇っていきます。この過程で人材の振るい落としも行うのです。日本企業の現地法人でよく見受けられるのは、景気が悪くなってもスリム化できず経営体質が悪化、いよいよ大赤字になってから解雇を始めますが、そのころ米国企業はすでに景気回復に向けて人を雇い始めているのです。さらに景気がはっきりと好転しても、今度はまた首を切るのが怖くて人をなかなか雇えず、いよいよ人手不足が深刻化したときには、もうろくな人材が市場に残っておらずしかも給与を沢山払わなくてはならない。この繰り返しをしている企業がかなり多いのです。しかしこれは日本社会の土壌から簡単でありません。しかもレイオフに伴う法律問題を避けるのも、日本からの派遣社員には大変な重荷となります。
  • 企業間の訴訟は、企業競争の手段の一つとして頻繁に使われています。日本の現地法人が同じように訴訟を競争相手に痛手を与えるための手段として戦略に組み込むことは必要でありませんが、この防備をしっかりしておくことが必要です。また消費者から、また従業員からの訴訟も常に付きまとうものです。

Rockyfieldの経験と専門分野

  • 日本製造企業の米国現地法人・全欧州現地法人(英国現地本社、ドイツオフィス)などの社長経験、資金繰りの苦しい大赤字企業を一年後に黒字転換。親会社の資金繰りを長期にわたって助ける。
  • 財務・会計に長け(国際間の税法、会計基準の違いを利用し、デリバティブなどの金融手法をすでに80年代に駆使して、欧米系の投資銀行で金融商品開発を担当)、独自に開発した資金繰りソフトとシステムにより、6ヵ月以上の資金繰りを一日単位で管理。
  • fire fight
  • 投資銀行時代から実績のある経済見通しを基にビジネスプランを作成。
  • 30年に亘る人材(日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア人等)採用経験。
  • オフィスOA推進を核に、効率化による生産性向上を通して大幅なコスト削減を達成。
  • 現地セールスを戦略的にサポート、営業活動にも積極的に参加。社長でありながら、2-3の顧客を持ち営業伸び率成績のトップを維持。
  • 米国法の豊富な知識をによって、弁護士料を大幅に削減。しかも社長在任中(12年間)に、競争相手からも社員からも告訴は皆無。
  • Rokcyfield主幹は、カルフォルニア大学リバーサイド校の経営学科ならびにインディアナ大学経営大学院(MBA)をいずれもトップで卒業。

このような豊富な経験を活かし、現地法人経営管理において次のような分野を専門としています。

new ideas
  • 短期の黒字転換・中長期成長の2本建てプラン作成とその実行
  • キャッシュフローの捻出・管理システムの確立
  • 人事管理システムの再考・改善案
  • 人事募集・インタビュー・考査
  • 恒常的に変化し続ける最近の市場構造に適した組織の提案
  • 日本人現地管理者の現地への溶け込み・現地社員管理を向上するための指導・教育
  • コスト削減・効率向上のノウハウ提供

また市場開拓のために次のようなサービスを提供できます。
  • ディストリビューション・チャンネルの明確化と選択: 
  • sales force
  • 適切なディストリビューションと販売店を選ぶことです。特に米国では巨大販売店の力が強く、うまく納品ができると売上倍増に繋がります
  • セールスレップの採用・管理
  • マーケティングは米国での成功のカギを握る重要な機能です。マーケティング組織を有能な人材をもって設立する必要があります
  • 多国語(英語、日本語、スペイン語等)の現地法人専用のホームページ作成とホームページのプロモーションならびに運用・管理。

地域的には
world market

  • Rockyfieldは、南カルフォルニアに位置しています。特にお客様のオフィスに出向いての作業が多い場合には、南カルフォルニアが最も容易であり、コスト面でも有利となりますが、米国内出張はまったく問題ありません。
  • 欧州:コンサルタントは実際に欧州における経営経験があり、人脈もあります。一定期間の出張も可能です。イタリアにはパートナーがいます。
  • ブラジル:直接コンサルティング業務はできなくても、人脈が多く様々なアドバイス・ご紹介ができます。

業界の経験知識
金融、エレクトロニクス、自動車警報機、センサー、電子計量機器、電子血圧計、不動産、鉄鋼


コンサルティング費用(実費は別途)

頂戴するコンサルティング料に見合う目標の達成、またコンサルティング料を十分に凌ぐ利益増加(コスト削減)をもたらす自信がなければ、お引き受けしません。コンサルティング料は必ずしも安くありませんが、Rockyfieldではガラス張りの価格制にするため次のようなシステムを採用しています。

  1. 当初の相談:お客様の抱える問題をお聞きし、Rockyfieldとして何ができるかを明確にします。(無料)
  2. 十分にお客様の課題を理解した段階で、提案書を作成します。(無料)
  3. 提案書には、Rokyfieldの行う仕事の範囲を明示し、それに基づき価格を提示いたします。
  4. 価格は、お引き受けする仕事の内容によって、プロジェクト単位の固定価格、期間を設定した固定価格、成功報酬の中からご提案しますが、これらの複合したものになることもあります。
  5. コンサルティング業務内容と価格、支払方法などで基本合意に達した時点で、契約書を作成します。契約書ではコンサルティング業務開始日が明示され、その日までのものは、一切請求されません。

契約書にサインするまではいつでも打ち切って結構ですので、ご質問、お問い合わせはお気軽に下のリンクをクリックしてください。

Business Opportunities in South Bay of Los Angeles.

お問い合わせフォーム   e-mail

Rockyfieldの業務内容

最近Rockyfieldがお客様のために作成したWEB Site (ホームページ) 実例
goal

インターネットサービスプロバイダー、さらにウェブホスティングの会社を選ぶのは大変難しいことです。 コストはピンからキリまであり、また自分のニーズに合わせて、何百という中から選択するの容易ではありません。 価格と質の関係が余りないのも問題です。大きな会社は問題があったときに電話してもなかなかでず、 テックサポートの水準も余り高くないのが普通です。小さな会社は自分で管理している人間が、サポートも行っている ケースが良くあり、この場合知識面・技術面は高いのですが、サービス感覚に欠けるか、或いは電話での対応を一切行っていない ところが多いのです。表面は米国の会社のように見せて実はどこか他の国というのも多いのです。
Rockyfieldも、これまでずいぶん苦労してきましたが、3ヶ月かけてのリサーチの結果 WebIntellectsに移行してからは、ダウンタイムもなく、またサポートも非常に迅速かつ優れていることから、私どもの お客様にもお勧めできると考え、Associateとなりました。価格的にも大手の半分ですので、米国でのインターネット サービスとしてお勧めします。右のバンナーをクリックして詳しい情報を取るか、Rockyfieldにお問い合わせください。